パートナーの浮気が原因で相談にこられた方のお話をうかがっていると、パートナーの浮気が疑われる「行動パターン」というものがいくつかあることがわかってきます。
1 携帯電話にロックをかけるまず、浮気をしているかどうかを知る手がかりになるのは、突然、携帯電話にロックをかけ始めることです。これまでロックをかけていなかったのに、ある日突然、暗証番号を設定してロックをかけ始めた、ということがあれば、そこには何か理由があるはずです。パートナーの「携帯ロック」をきっかけに、パートナーの浮気を疑うようになったという人も多いのです。また、ロックをかけるわけではないが、携帯をいつも肌身離さず持って行動している、パートナーの前では携帯を見られないように、トイレに行くときも持ち歩く、メールや電話もしなくなるといった変化が出てきた場合も、浮気が疑われるケースといえます。2 深夜残業や休日出勤が急に増える浮気をしていると、浮気相手に会うために、いかにもらしくするために、カモフラージュとして「深夜残業で遅くなる」「休日出勤をする」といった理由を使うことがあります。以前はたまにしかなかった泊まりや遅い帰宅が頻繁に増えると、やはり疑いが強くなります。もちろん、本当に仕事が忙しくて、残業や休日出勤が増えたというケースもあるでしょう。だからこそ、仕事というのは、浮気の隠れ蓑にも使いやすいのです。3 突然、態度が冷たくなる浮気をしていると、パートナーへの態度が以前とは変わってくることがあります。前は優しく接していたのに、急に冷たくなる、会話が減る、笑顔を見せなくなるというパターンです。また、家事や育児などの家庭内のことに関心を示さなくなる場合もあります。一方で、逆のパターンもあります。自分が浮気をしていることに対して罪悪感を感じ、急に優しくなる、家族サービスに熱心になるというケースです。このような行動は、離婚を回避しようとする心理の表れともいえるでしょう。4 オシャレに気をつかい始める男性も女性も、浮気をして「恋愛モード」に入ると、急にオシャレになることがあります。今まで妻に下着を買わせていた男性が、自分で下着を買うようになるというのがよくあるパターンです。女性の場合も、美容院に頻繁に行くようになったり、ダイエットを始めたり、服装や髪型、持ち物にこだわるようになったりします。5 自分でお金を管理したがる夫婦で家計を共に管理していたのに、ある日突然、自分だけの口座を作る、財布を別にする、家計を一括管理していた妻から夫が自分で管理すると言い出すなどの変化が見られた場合は注意が必要です。浮気相手と食事や旅行をするための資金を確保する目的である可能性もあります。